今や国民的作品となった鬼滅の刃。みなさんも一度は作品を拝見したことがあるのではないでしょうか?
そして鬼滅の刃をここまでの人気に押し上げたのは魅力的なキャラクターたちの存在が必要不可欠であったと思います。
その中でも特に魅力的なのが鬼を週滅する組織である鬼殺隊、そしてその鬼殺隊の中でも屈指の実力者である9人の「柱」。
ではこの9人の中では誰が一番強いのか?どのような順序で強いのか?
全員魅力的ではありますが、やはり柱の中での強さのランキングって気になりますよね。
そこで原作の描写、登場人物の台詞、公式ファンブックなどからbest5を徹底考察してみました。
あくまで個人の考察ですので、一つの考えとしてお楽しみください。
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第一位 岩柱 悲鳴嶼行冥
一位は岩柱である悲鳴嶼行冥です。
鬼滅の刃 15 (ジャンプコミックスDIGITAL)
こちらは原作でも「最強」と何度も言及されています。
柱稽古編での伊之助、炭治郎がそうですね。
そしてファンブックの「柱から見た印象」でも、全員が「強い」「信頼している」「尊敬」と全幅の信頼を寄せられているのが分かります。
また「腕相撲ランキング」では堂々たる一位、「素早さランキング」でもなんと三位という、パワーだけでなくスピードも優秀なことが伺えます。
そしてなにより鬼でも頂点の実力を持つ上弦壱、黒死牢からは
「素晴らしい…、極限まで練り上げられた肉体の完成形…これ程の剣士を拝(おが)むのは…それこそ三百年ぶりか」
と絶賛されるほど。
また、突出した強さを持つ上弦壱戦では、霧柱 時透無一郎、風柱 不死川実弥の二人の柱とも共闘しましたが、一対一では無一郎は手も足も出ず、実弥も対峙するのがやっとの中、実弥を庇いながら戦闘をこなせるなどの余裕も見られました。
痣、赫刀、透き通る世界をすべて習得しています。
武器は巨大な棘付き鉄球と斧を鎖で繋いでいる特殊な形状をしております。この特殊な武器を使いこなすのは悲鳴嶼さんの体格や筋力が優れていることを示しております。生まれつき盲目である弱点も鎖を鳴らしその反響で物などの位置関係も把握しているとのこと。
また、本来は情が深く優しい性格ですが精神力の強さも突出しており、お館さま(産屋敷)の自身をおとりにした自爆作戦の内容を唯一知らされていたのも彼でした。
情を押し込め、目的の為に冷徹に動くことが出来るリーダーシップの持ち主である悲鳴嶼さん。
しかし鬼喰いという一歩間違えば鬼化する可能性のある隊士 不死川玄弥を弟子にしたりと懐の深いところもあり、非常に魅力的なキャラクターでもあります。
本来は兄である不死川実弥の元にやるか除隊させるかの二択だと思うのですが、兄である実弥が稀血(鬼が好物である特殊な血)の持ち主でもあることから、万が一暴走した時のストッパー役としても玄弥を自分の元に置いておくという判断をしたものだと思われます。
純粋な強さも精神力の強さも器の大きさも鬼殺隊最強の実力者であるといえるでしょう。
第二位 風柱 不死川実弥
二位は風柱 不死川実弥です。
鬼滅の刃 17 (ジャンプコミックスDIGITAL)
傷だらけの見た目や言動の荒々しさから、何も考えずにひたすら攻撃をするバーサーカータイプに見えますが実はかなりの頭脳派でもあります。
あらゆる攻撃や戦況にも柔軟に対応でき、その場にあるものを臨機応変に利用した戦闘ができる喧嘩殺法が特徴的。そしてそれは自身の稀血も例外ではありません。
上弦壱をも酩酊させる稀血の中の稀血の持ち主であることもその強さに拍車をかけています。
もちろんそれだけではなく、苛烈な連続攻撃と風を思わせる軽快な体術が特徴である風の呼吸の使い手でもあります。しかも煉獄からは
「風の呼吸の技術を一段押し上げた男!天晴れ!」
とも絶賛されています。
上弦壱からは
「成る程、恐らくはこの二人(悲鳴嶼、不死川)が…柱の中でも実力上位…」
「やりおる…肉体的にも技の…全盛と見た…」
とも言われています。同じく参戦した霧柱 時透無一郎が手も足も出なかったことを考えると、痣の出ていない状態で上弦壱にここまで賛美されるのは実弥が相当な実力者であることが伺えます。
ファンブックによる腕相撲ランキングでは4位(ただし3位~6位はほぼタイ)、俊足ランキングでは2位という高スペック。
痣、赫刀を習得しています。
そして赫刀の出現に関しても、一度目の出現の仕方を把握し、無惨戦で即座に応用しているのも彼の判断能力の高さが伺えます。(2本指を失い握力が足りない&義勇の刀も赫刀にするために二人の刀をぶつけ合った)
また、実弥の使う風の呼吸は他の呼吸と違い、剣術により「カマイタチ(風の刃)」を発生させることができるのも強さの理由の一つでしょう。攻撃力の高さだけではなく、広範囲攻撃を行える点は鬼殺において強いアドバンテージがあります。
そして実弥の強さはその強い精神力にもあります。
なんと実弥は強い精神力を持つ悲鳴嶼さんに「強い精神力の持ち主」と言われているお墨付きです。
どんなに辛い目に合っても、心を閉ざしたり卑屈になったり逃げだしたり狂ったりすることなく「自分のするべきこと」を理性的に行うことが出来るメンタルは、称賛に値します。
上弦壱戦では、悲鳴嶼さんに
「今すぐ(切られた)腹を縫え(そして戦闘に再度参加せよ)」「(弟を亡くしても)無残戦にいかねばならない」と指示されている実弥ですが、悲鳴嶼さんがそのような冷徹とも思える指示をするのも、実弥の精神力の強さを把握し期待していた面も大きいのではないかと思われます。
苛烈な攻撃と柱中二位の素早さ、柔軟性のある戦闘スタイルと稀血、そしてその強い精神力の持ち主であることから風柱 不死川実弥が2位であると考えられます。
第三位 蛇柱 伊黒小芭内
第三位は蛇柱 伊黒小芭内です。
鬼滅の刃 19 (ジャンプコミックスDIGITAL)
三位と四位は非常に迷いました。なにしろ伊黒は無残戦までほとんど戦闘らしい戦闘を我々読者に披露していないからです。
しかし参考とするべき無惨戦ではMVPともいえる活躍をしています。
能力としても
痣、赫刀、透き通る世界をすべて習得しています。しかし透き通る世界は一瞬のみ、赫刀は出現させることができましたがその後に大きな隙を生み出しピンチに陥っています。
同じくすべて習得している悲鳴嶼さんと比べてやや危ういことは明確です。
しかし無惨戦終盤では炭治郎のサポート、時には的確な指示を出し無惨を足止めする大きな活躍を果たしています。
無惨戦初期では甘露寺や富岡のサポートをするなど、状況判断能力においても秀でているものがあります。
無惨に両目をつぶされても相棒の白蛇鏑丸に視界のカバーを助力できるのも大きな強みでしょう。
ファンブックでは腕相撲ランキング8位、俊足ランキング7位。小柄であるためかステータス自体はそれほど高くはないようです。
しかし蛇の呼吸の特徴を見ても、無惨の触手をかいくぐって一番に首に到達したのが伊黒であることであることを見ても、技量に重きを置いた戦闘スタイルであることは間違いないでしょう。
余談ですが、透き通る世界を習得しているのは盲目の悲鳴嶼さん、縁壱の血を持つ無一郎のみであることを考えると、生まれ持った弱視である伊黒が習得できたのは「目に頼らない」習慣があることが何か関係しているのかもしれません。
悲鳴嶼さんが透き通る世界のことを共有しようとしたときにまず伊黒の名を挙げているのも、その根拠の一つとなりそうです。
第四位 水柱 富岡義勇
第四位は水柱 富岡義勇です。
鬼滅の刃 5 (ジャンプコミックスDIGITAL)
前述の通り、三位と四位は本当に悩みました。
能力としては守りが得意なバランス型。
腕相撲ランキングでは5位、俊足ランキングでは6位(ただし3位~6位はほぼタイ)です。ステータス的に見ても平均的なバランス型であることが伺えます。
しかし義勇はもともと防御に長けた水の呼吸を極めたおかげで、自身が生み出した防御技である拾壱ノ型「凪」は、上弦参の攻撃を完璧ではありませんが防ぐこともできました。
そして上弦参と炭治郎とともに討伐後に無惨戦に参戦。片腕を失いながらも最後まで生き延びました。
そして鬼の王に対峙できた柱も義勇唯一人でした。
痣、赫刀を使用することが出来ます。
しかし、義勇は上位陣と比べて精神力がやや劣っている印象も受けます。無惨戦で真っ先に心が折れかけたのは実は義勇でした。
上弦参との激戦後ということもありましたが、握力が弱まり刀を弾かれてしまいました。その際にフォローに入ったのは上位陣3人です。特に実弥は義勇が水の呼吸の使い手が使用していた刀を探していたことをも察知して渡してくれました。
このことにより義勇はようやく水「柱」として恥じない戦いを、と思えるようになります。
また、実弥は自身が2本指を失い握力が足りないこと、そして義勇も刀を取り落とす等から握力がなく一人で赫刀にすることができないことを察知し、最良の手として二人の刀をぶつけ合い2本の刀を赫刀にしるという合理的な判断を瞬時に行っています。
このようなことから判断すると、上位陣と比べて精神力の強さと戦況を読み他者のフォローに入る力はやや劣るように感じられます。
以上により、富岡義勇は4位と判断しました。
とはいえ十分に強い富岡義勇。攻撃力特化の他の柱と組んでフォローに回ればその強みを存分に生かせそうです。
第五位 霞柱 時透無一郎
第五位は霞柱 時透無一郎です。
鬼滅の刃 12 (ジャンプコミックスDIGITAL)
縁壱の血筋を引き継ぐ生まれ持っての天才剣士。
刀を持って2ヶ月で柱まで上り詰めるというのはやはり天才と呼ぶにふさわしいでしょう。
また、情に流されにくく合理的な判断を行える点も14歳という年齢を感じさせません。
宇随からも「天才」と称され、初めて鬼に襲われた時には、単独で鬼を撃退しています。(これは悲鳴嶼、実弥に共通)
痣を出現後に上弦伍を単独撃破という功績もあり、柱の中でもかなりの強さを誇ることがわかります。
しかし上弦壱との戦闘の際には、それぞれタイマンで渡り合えた悲鳴嶼、実弥と違い速攻で腕を飛ばされて柱に串刺しにされてしまいました。
この時、自分の子孫であることを察知した上弦壱により鬼になるなら助けてやると勝手に止血をされ、留めも差されませんでしたが、まさに完全敗北でした。
実弥曰く、上弦壱の剣技を避けるには戦闘の経験の差が大きいようです。つまり、上弦壱と渡り合えていた悲鳴嶼、実弥に比べて実力差は明白であったといえるでしょう。
しかしそこで腐ることなく、このまま死ぬよりはと火事場の馬鹿力を発揮。自力で痣、赫刀、透き通る世界を発現させ上弦壱に刀を突きさし修復を妨げるという重要な役割を果たしました。
才能、精神力の強さ共にトップクラスであった無一郎。
小柄(成長途中)のため、腕相撲ランキングは7位、俊足ランキングは8位と低めです。
時間さえあれば、もしかしたら最強の悲鳴嶼とも渡り合えていたかもしれませんね。
まとめ
原作の描写、登場人物の台詞、公式ファンブックなどから「柱の強さランキングBEST5」を徹底考察してみましたが、いかがでしたでしょうか。
作者から明確に強さランキングが提示されていない以上、それぞれが読み取って考察する楽しみがありますよね。
みなさまも今一度原作やハイクオリティのアニメを見返してみて、自分のランキングを作成してみてください!
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