年齢を重ねるにつれて太りやすくなってきた……中年太りって辛い……そんな悩みをもつ女性は多いと思います。
かくいう筆者もそうでした。
身長150cmなのに、体重計が怖くて乗らない間にいつのまにかぶくぶく太って56kgに……!
150cmの適正体重は49.5kg。
つまり6.5kgオーバー!!
しかしそれでも筆者はぴんときませんでした。
「これまでどんなダイエットをしても続かないし、お米もチョコレートも大好きだし、それを我慢するなんて無理だし……今はまあいいや」
と体重や体型にみないふりをして暮らしていた時に会社の健康診断がやってきたのです。
そして衝撃が走ることが起きました。
血糖値が正常範囲のギリギリ!
LDLコレステロールに至っては軽度異常の判断!
「あ、やばい……このままでは糖尿病、心臓病、脳梗塞になるわ」
と顔面蒼白になりました。
いくつかの医療系の免許をもっているので糖尿病などの恐ろしさは良くわかっております。
しかも家系的に糖尿病が多い家系=身体的に似ている=比較的同じ病気になりやすいんですよね。
そこでようやく重い腰をあげた筆者はとにかく「すぐに痩せる方法」を探しました。
そうして行き当たったのが「糖質制限ダイエット」だったのです。
そして糖質制限ダイエットを2か月続けた結果、
なんと2か月で8kgの体重を落とし、目標体重の48kgに戻すことに成功しました!!
もちろん見た目も変わって、背中やおなかもすらっとスッキリ。
パツンパツンだった太ももにもお尻にもゆとりができてパンツがぶかぶかになりました。
そして服のサイズがLからMに!
年をとる原因に見える背中も肉も減って、「なんか若くなったね」と言われることも増えました。
ぶっちゃけた感想は
「やってよかった糖質制限!」
です。
そこでこの記事では筆者の体験談に基づいて、糖質制限ダイエットのやり方や、糖質制限中に食べてよいもの、糖質制限中の主食の代替品、糖質制限中のコツなどをお伝えしていきます。
日にちごとの体験談はこちら↓
すぐに痩せるダイエット!糖質制限ダイエットとは?
健康診断にひっかかった筆者は半泣きでネットサーフィンしました。
検索ワードは「すぐに痩せるダイエット」。
するとすぐに検索にひっかかったのは「糖質制限ダイエット」でした。
当時の筆者にしてみたら効きなじみのないワードでしたが、字面からして「これは無理かも」と思いました。
だって「糖質」を「制限」です。
糖質と言えば砂糖、甘いもの、炭水化物。
そして筆者の好物は甘いものに、お米に、うどん。
「あっ……無理!」となるのも当然です。
しかし「すぐに痩せる」というパワーワードには逆らえず、調べてみることにしました。
糖質制限ダイエットとは、簡単にまとめると
糖質(砂糖など)、炭水化物(米、小麦粉、麺類など主食)を制限する食事療法
もともとは糖尿病を治療するための食事療法
糖質以外は制限しなくてよい
となります。
血糖値の数値がやばい筆者としてはぴったりだと感じました。
正直、甘いものを制限するのもごはんやパンを制限するのもつらい・・でも他の肉や魚は制限しなくてもよい・・これは魅力的でした。
お腹が空いてたまらない、というダイエット法ではないところも魅力でした。
「飽き性だから続かないだろうしすぐに結果を出したい……これしかない!」
というわけで「糖質制限ダイエットを行うことにしたのです。
2か月で8キロ減の筆者の行った糖質制限ダイエットのやり方と食べていいもの
筆者が行ったのは、
「1日の糖質量を70gくらいにする」
でした。ぶっちゃけこれだけです!
糖質制限ダイエット中の目安としては「70g~120g」とのこと。
筆者はとにかく飽き性なので、すぐに結果を求めました。
とはいえざっくりとした性格ではあるので、糖質の量もアバウトな計算ではありました。
今はパッケージにきちんと「炭水化物」も「糖質」もgが記載してありますし、ざっくり計算できるのがありがたかったですね。
糖質制限ダイエット中に主にお世話になったのが
肉。とにかく肉。
もやしなど野菜類
こんにゃく
糖質ゼロ麺、低糖質麺(主食との替わりとして活躍)
豆腐
チーズ(デザートチーズはどうしても糖質を我慢できないときに優秀!)
あぶらあげ(フライドポテトがわりに食べていた)
ローソンの低糖質パンシリーズ(ブランパンは優秀!)
イオンの糖質オフシリーズ(パンやチョコレートなど種類多し!)(この時はさらに割引でラッキー!)
ナッツ(おやつとして優秀)
あたりめ(サキイカと糖質が多いので注意)
ダイエットコーラなど低糖質の炭酸ジュース
炭酸水
低糖質アイス
などなど
でした。
当時のメニューや、それぞれの食べ物の感想などの体験談は別記事でお伝えしますね。
ぶっちゃけた感想を書くと、
今は糖質制限ダイエット用であろう低糖質の食品が思っていたよりも多くて、とても助けられました。
もちろん砂糖をばりばりに使ったものに比べると味は違うのですが、そういうものとして食べる分にはまったく問題ありませんでした。
糖質制限中のごはんやパンの代替品は?代わりになるものは意外に多い!
糖質制限ダイエット中に食べたくなるものナンバーワンはやはり「主食」でした。
とくにごはん!ホカホカごはんで握ったおにぎりが大好物の筆者としてはこれが一番つらかったです。
しかしどんなに食べたくても、ひとまずおなかをパンパンに膨らませればその欲求はおさえられました。お腹が苦しいのに「ごはんたべたい・・」とはなりませんから。
というわけで主食の代替品としていたものは
糖質ゼロ麺
とうふ
キャベツ千切り
低糖質パン(ローソン、イオンなど)
でした。
特にローソンの低糖質シリーズは優秀でした!
糖質を抑えたブランパンから、ちゃんと甘みのある菓子パン系、そして朝食に最適な食パンまで揃えています。
はじめのうちは主食を食べなければ落ち着かない日々が続きましたが、ブランパンや食パンを口にするとものすごく落ち着いたものです。
低糖質麺、糖質ゼロ麺は「食べた感じ」がしっかりあっておすすめです!
主成分はこんにゃくやおからなだけあって、おなかにしっかり溜まって、満腹感が得られます。
しかもちゃんと麺なんですよね!
なのでナポリタンや焼きそばなど、味の濃いメニューを作って食べていました。
豆腐も1丁まるまるお茶碗にのっけて少しレンジであたためて、ご飯の代わりに食べていました。
以外にお腹に溜まるので、普通の方は3パック入りの豆腐のいパックずつ、という食べ方の方がよいかもしれません。
小麦粉のかわりに豆腐を使ったお好み焼きも良く作っていました。
糖質制限ダイエット、なんとマヨネーズは糖質が低いのでガンガン使っていました!
マヨネーズのたっぷりかかった豆腐お好み焼きにチーズをのっけたものを満足のいくまで食べていましたが、コスパも糖脂質制限ダイエット的にも良いメニューだったなと思います。
糖質制限ダイエットを成功させるためのコツ
糖質制限ダイエットを成功させるためのコツは無理をしないことです!……と書きたいのですが、やはり1日の糖質の量を守る事、これにつきます。
しかし甘いものを食べたいという誘惑は襲ってきますよね。
筆者はどうしても甘いものを食べたくなったら、頭の中で「1日の合計70g」を計算しながらなら食べてました。
例えば、
「昼にチョコレートを食べてしまった・・。糖質30gだったから、朝と昼で合計「60g」とっちゃったな・・。となると夕食はあと10gか・・これは低糖質麺オンリーだな」
みたいな考え方です。
つまり、チョコレートを食べても、1日の内ならあとで取り返せる!
筆者の場合はこれで2か月で8kg痩せることが出来ました。
そしてこれは糖質制限ダイエットでは絶対におすすめなのですが、
毎日体重をはかってください!
何故かというと、糖質制限ダイエットは体重の変化がすぐに起こるので、わかりやすいからです。
体重を毎日記録するアプリを入れて、グラフでの推移をみているとテンションがあがります!
毎日体重をはかるのが楽しいなんてはじめての体験でした。
筆者の場合はみるみるうちに体重が8キロ落ちましたが、2か月経ったところで停滞しました。
しかしその時点で目標体重まで到達していたので、1週間に一回日曜日にチートデイを設けることにしました。
チートデイとは、その日は糖質を気にせず何でも食べてよいという夢のような日です!
(しかし絶対に1週間に1日だけではないと太りますのでご注意を)
このチートディのおかげで、2年間糖質制限ダイエットが続けられているのも事実です。
体重も目標体重48キログラムをキープできています!
まとめ
この記事では筆者の糖質制限ダイエットの体験談についてまとめてきました。
結論として、糖質制限ダイエットは「糖質制限」を続ければ短期間で痩せることが出来ました!
「おなかがすいた・・」となることもなくお腹いっぱい食べることの出来るダイエット法。
ご飯やお菓子の大好きな筆者が何とか続けることが出来たのは、低糖質商品や主食の替わりになるものをうまく取り入れたからだと思います。
<お世話になった食べ物一覧>
肉
もやし
豆腐
こんにゃく
あぶらあげ
ブランパン
低糖質チョコレート
低糖質パン
低糖質麺
炭酸水 など
とはいえご飯の誘惑にはいまだに逆らえないので、そろそろ低糖質のご飯が炊ける炊飯器の導入を考えていたりします。
これからもおいしく糖質制限ダイエットを続けていきたいものです。
この記事が糖質制限ダイエットを考えている皆様に少しでも参考になれば幸いです。
<最後に注意>
筆者は体調不良にはなりませんでしたが、人には向き不向きがあります。
不調なことがありましたらすぐにかかりつけ医の先生に相談なさってください。
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